泌尿器科 urology
※新型コロナウイルス感染症蔓延とワクチン接種業務のため、日帰り手術(パイプカットなど)を当面の間お休みさせていただきます。
全自動尿有形成分分析装置を導入しております
尿中の血球、円柱、細胞などを自動で分析できる装置です。
血尿について
肉眼的血尿(目でみて確認できる血尿)がん、尿路結石、尿路感染症、腎炎(IgA腎症など)などで出現します。特に痛みや頻尿などの症状を伴わない血尿では高い確率で病気がみつかりますので、泌尿器科を受診して系統的な検査をおすすめします。
肉眼的血尿にくらべ重篤な病気がある確率は低いですが、時にがんなどの重篤な病気がみつかる事があります。血液検査、超音波検査、尿の詳しい検査といった苦痛の少ない検査を行い、患者様のご希望や危険因子(年齢、性別、喫煙歴、職業など)に応じて詳細な検査を追加することになります。
排尿障害について
前立腺肥大症の診療についてまず症状について良くおうかがいします。身体所見について拝見します。
超音波検査などでおおむねの肥大の程度を確認します。尿の勢いをみる検査をします(ウロフロメトリー)。
前立腺がんの疑いがないかどうかの血液検査をします。必要に応じて追加の検査を検討します。
以上の結果より全般的な重症度を検討して治療法をご相談します。
当院では、TOTOの尿流量測定装置を採用しております。
いつものように用を足すだけで、尿流率・尿量が測定(ウロフロメトリー検査)ができるトイレ一体型の測定装置(尿量トランスデューサー)です。
自然な排尿状態での測定が可能、操作も簡単で患者さんの負担も少ない装置です。
過活動膀胱は強い尿意を感じることの多い頻尿症です。女性に多いとされていますが、悩んでいても病院に受診されない方が多いと言われています。
まず症状について良くおうかがいします。尿検査を行い他の疾患の除外に努めます。排尿日誌をつけて頂き状況の把握に努めます。
必要に応じて追加の検査を検討します。特に苦痛をともなう検査を行う事は通常ありません。
以上より病状を把握し治療法についてご相談いたします。
悪性疾患について
膀胱がん日野市泌尿器科おやまクリニックでは痛みの少ない新型電子内視鏡で膀胱内を観察、診断いたします。
当院では泌尿器科学会策定のガイドラインで推奨されている内視鏡自動洗浄機エンドクレンズSを用いて高水準消毒を実施しています
前立腺がん検診について
日野市泌尿器科おやまクリニックでは1次検診(触診や血液検査)および2次検診(経直腸超音波検査、前立腺針生検)を実施しています。前立腺針生検は日帰りで実施しております。
腎臓がん
初期には症状がありませんので超音波によるスクリーニング検査を担当いたします。